刑務所から刑期を終え、出所する方々の更生に取り組むボランティアらの活動資金ととして設立された【立ち直り応援基金】をご存知でしょうか?
犯罪や非行をした人たちが再び同じ過ちを犯さないようにするためには、地域社会の理解と協力が不可欠であり、社会の一員として立ち直る為に支援を行うボランティアは必要不可欠な存在です。
また、出所者の更生支援することは、再犯を防止し、安全・安心な地域社会づくりにつながります。
元受刑者だから、無視する。排除する。敵視する。… そんな社会であって良いのか!?
【立ち直り応援基金】は、法務省認可法人の日本更生保護協会が2020年8月に立つ上げた基金です。
コロナ禍の中、注目度も低く、不景気な現状でなかなか寄付と言う状況ではありませんが、こんな基金があるという事だけでも知っていただければ幸いです。
寄付は、インターネットの専用ページなどを通じて1口1千円から寄付出来ます。
また、企業は法人税の損金算入、個人は所得税の寄付金控除が受けられます。
出所者(元受刑者)を巡っては保護司がその支援を行っており、活動はボランティアで、地元の個人の寄付金で成り立っております。
保護司の主な活動内容
- 少年院や刑務所に収容されている人が、釈放後にスムーズに社会復帰できるよう、釈放後の帰住予定地の調査、引受人との話合い等を行い、必要な受け入れ態勢を整える。
- 犯罪や非行をした人たちと定期的に面接を行い、更生を図るための約束事(遵守事項)を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の手助け等を行う。
- 犯罪や非行を未然に防ぐとともに、罪を犯した人の更生について理解を深めるために、世論の啓発や地域社会の浄化に努める活動(講演会、シンポジウム、ワークショップ、スポーツ大会など)を行う。
寄附をお考えの方へ(立ち直り応援基金)、詳しくは下記HPをご覧下さい。
独立行政法人 福祉医療機構HP更生保護ページ
https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/top/kouseihogo/kouseihogo002.html