「遺品など400キロ不法投棄容疑で4人逮捕 札幌南署」11月11日
遺品整理などで出た家庭ごみ約400キロを回収し、不法に捨てたとして、札幌南署は11日、廃棄物処理法（投棄禁止）違反の疑いで、札幌市清田区北野3の5、自営業沢井容疑者（40）ら男4人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、知人で自営業者主、作業員、アルバイト従業員の3容疑者。
道警によると、4人は知人同士で、沢井容疑者が経営する「便利屋よっち」で、遺品整理や引っ越し作業、不用品回収を請け負っていたという。
4人の逮捕容疑は共謀して7月25日から8月24日にかけ、別のリサイクル業者が設置した同市中央区と厚別区の無人の資源ごみ回収施設に、市内の住宅3軒から回収したテレビや家具、スキー板などの廃棄物計約400キロを投棄するなどした疑い。
道警によると、防犯カメラの映像などから4人が浮上したという。
捜査関係者によると、沢井容疑者は7月、同市豊平区の住宅から引っ越しで出た不用品を回収する際「不法投棄せず、適切に処分するため」と説明して35万円を請求していた。道警は4人が7月から10月にかけて、同様の手口でほかに計750キロの廃棄物を捨てたとみて調べている。
「遺品不法投棄、回収時に過大料金請求」11月12日
遺品整理などで出た家庭ごみ約４００キロを回収し、不法に捨てたとして、札幌市清田区の自営業沢井容疑者（４０）ら男３人が１１日に札幌南署などに逮捕された事件で、沢井容疑者が、回収を依頼された客に対し「費用が高いのは不法投棄せず、適切に処分するため」などと説明していたことが同日、捜査関係者への取材で分かった。
道警は３人が合法的に処理するように装って過大な料金を請求し、利益を上げたとみて調べる。
同署は１１日午後、３人とともに事件に関わったとして、廃棄物処理法（投棄禁止）違反の疑いで、アルバイト従業員を新たに逮捕した。
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