現在、 国立科学博物館(東京・上野公園)で特別展「日本を変えた千の技術博」 が開催されております。
車やブルドーザー、蘇言機(そごんき)、「はやぶさのイオンエンジン運用記録」、八木・宇田アンテナなど、600点を超える科学技術の名作たちが大集合!!
明治から平成の日本の科学・技術がずらりと展示されており、私たちの生活・社会を変えてきた昔懐かしい製品や技術、エピソードなどが空前の規模で展示紹介されている科学展覧会です。
家族で楽しめる内容となっておりますので、ぜひご家族で楽しんでみては如何でしょうか。
音声ガイド(有料)で解説付きでも楽しむことが出来ます。
【開催概要】
◇主催 国立科学博物館 日本経済新聞社 BSテレビ東京
◇協賛 NEC、島津製作所、セイコーホールディングス/セイコーウオッチ、
ニコン、桃谷順天館/明色化粧品、安川電機(五十音順)
◇会期 2019年3月3日(日)まで
休館日など詳細は公式ホームページをご参照ください。
◇会場 国立科学博物館(東京・上野公園)
◇入場料(当日券) 一般・大学生1600円、小・中・高校生600円
ギャラリートークも開催されます。
◇「化学遺産ズラリ~わかる!日本の化学研究と化学産業のあゆみ その2」
深海サメの肝油やヒノキ、ウルシの成分など天然の生物がもつ成分の研究を中心に、
日本の先進的な化学研究分野に焦点を当ててお話をします。
最初の女子大学生誕生や「吾輩は猫である」にも登場した薬のお話も!
〇日時:2019年1月11日(金) 午後6時30分~午後7時
〇講師:国立科学博物館理工学研究部長 若林文高氏
〇参加費:無料
(ただし「日本を変えた千の技術博」会場内に入るための入場料が必要になります)
◇「蓄音機、炊飯器、水車など、これらを共通に動かす不思議な仕組みについて」
蓄音機やエンジン、水車には、力を自動的にコントロールする小さな部品がついています。
これがないと、機械は目的の動作をせず、壊れてしまいます。
「千の技術博」の展示品を例に、機械技術発達の陰の主役をご紹介します。
〇日時:2019年1月18日(金) 午後6時30分~午後7時
〇講師:国立科学博物館理工学研究部科学技術史グループ長 前島正裕
〇参加費:無料
(ただし「日本を変えた千の技術博」会場内に入るための入場料が必要になります)
◇「侍はどうやってサイエンティストになったのか?」
〇日時:2019年1月25日(金) 午後6時30分~午後7時
〇講師:国立科学博物館理工学研究部 有賀暢迪
〇参加費:無料
(ただし「日本を変えた千の技術博」会場内に入るための入場料が必要になります)
【SNSでも話題の”科学技術の名作たち”】
◎「蘇言機(そごんき)」日本初の録音機 重要文化財
◎「コマツブルドーザーG40」国産初のブルドーザーの数奇なストーリー!
◎「コスモスポーツ」実用ロータリーエンジンを搭載した市販車
◎「はやぶさのイオンエンジン運用記録」打ち上げからの記録、初公開!
◎「二式一一五○馬力発動機」隼や零戦にも搭載された航空機用エンジン
◎「Izoma射出成形機」潜水艦で運ばれた戦後日本のプラスチック産業の立役者
◎「アズレン系化合物標本」美しい色の芳香族化合物!
◎「エジソン クラスM」エジソンが明治天皇に献上した蓄音機
◎「ワイヤレステレホン」1970年の大阪万博で大人気のコードレス電話!
◎「HITAC5020」この配線を見よ!!わが国初の大型コンピューター
◎「カイコの品種改良」わが国の近代化を支えた重要な技術
◎「陸羽132号」宮沢賢治も推奨、冷害から多くの人々を救った稲
◎「分割陽極マグネトロン」レーダーや電子レンジの心臓部
◎「八木・宇田アンテナ」世界中の屋根の上で現在も活躍
◎「パーソンズタービン」最古級のタービン