組立式家具に関する事故に御注意ください! -組立て後もネジの緩み・ぐらつきチェックを…
消費者庁が、組立式家具を組み立てた後も定期的に点検するよう呼び掛けております。
ベッドを組み立てた後、ネジが緩んでいるなどの不安定な状態で使用していると床板などが突然、落下するなどの事故が発生しております。
組み立て式の家具に関する事故は5年間で147件起きていており、脊髄(せきずい)の損傷など重症に至ったケースも発生してとの事です。
家具を組み立てた後も定期的に点検を行ってください。
本棚やベッド、椅子など、組立式家具を購入し、自分で組み立てる方が多くなってきています。
組立式家具は完成品を購入するよりも安価で購入でき、運搬も容易ですが、組立て方が分からず、不適切な組立てにより、組立て中に負傷する事例や、完成後もねじの締付け不足や過剰により一部が破損し転倒した事例などが発生しております。
椅子・ベット等は骨折などの重大な事故につながることが多く、部品の破損が無いか確認する、ねじの緩みを防ぐため増し締めを行う等、取扱いに注意が必要となります。
事故を予防するためには、以下の点に注意しながら組立てを行い、その後も定期的に点検しながら使用することが大切です。
- 組立て前に、部品チェックだけなく、傷・ヒビ等の破損がないかご確認下さい。
- 組立説明書をよく読み、組立手順だけでなく、注意事項もご確認下さい。
- 組立て後も、ねじ等の緩みがないか、定期的に点検を行ってください。
消費者庁 / 安全啓発資料(動画)
注意喚起「組立式家具に関するけがに御注意ください!-組立て後も緩みやぐらつきがないか確認を!-」より、
組立式2段ベッドからスノコごと落下した事故事例を参考として、一般的な二段ベッドとダミー人形(3~4歳相当 身長100cm、体重15kg)を使用した事故の再現イメージ