11月9日は「119番の日」

消防や救急を呼び出す電話番号が電話119番なことから、「119」を11月9日と見立てて、当時の自治省が記念日に制定しております。
現総務省防火防災の意識を高めてもらうことが目的とされており、例年11月9日からの1週間は秋の全国火災予防運動期間として、火災予防に関する取り組みや各種呼びかけ運動などが行われております。

ご存知ですか「火の用心」とういう言葉…

防火予防で拍子木(ひょうしぎ)を打ちながら言われる「火の用心」という言葉は、戦国時代の頃から使われていたそうで、徳川家康の家臣だった本田重次(本田作左衛門)が妻に宛てた手紙の中に「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」と記載されているのが始まりとされております。

手紙の意訳「親愛なる妻へ、火の元に気をつけて火事を起こさず、お仙(仙千代:息子)のこと大事にして、馬の世話も頼んだよ」

当時の家屋は木材で密集した造りだったこともあり、各地で火事も多かったことから、上記手紙の「火の用心」という文句が広まり、世間一般にも知られるようになったようです。
ちなみに、本多重次の手紙は「火の用心」の言葉が入っていただけでなく、現存する史料の中で日本で1番短い手紙としても歴史家を中心に注目を集めております。

をご存知ですか?救急安心センター(♯7119)

「家族の様子がなんとなくおかしいけど、救急車呼んだ方が良いのかな…」
「具合が悪いけど病院に行った方がいいのかな…」
こんなとき、皆様はどうされますか?

急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。

そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター(♯7119)がございます。

こんなときに「♯7119!」

救急車の出動件数は増加傾向にあり、高齢化の進展などにより、今後も増えていくことが見込まれております。
救急車の出動件数が増えることで、救急車が現場に到着するまでに要する時間も伸びてきており、一刻を争う事態が発生したとき、救急隊の到着が遅れてしまうおそれがあります。
救急安心センター(♯7119)を使うことで、緊急性が高いときには救急車の要請を、そうでないときは症状等に応じたタイミングで医療機関を受診することが出来ます。こうすることで、緊急性の高い傷病者の元にいち早く救急隊が駆けつけることができるようになります救急安心センター(♯7119)は、地域の限られた医療資源の一つである救急車を有効に活用する一翼を担っております。