生活困窮者の自立を後押しする為、自治体や支援団体によるスマートフォンの貸し出し、無料Wi-Fi設置と言った取り組みが広がっております。

生活困窮者の就職や住居の確保にはスマホやWi-Fiが欠かせなくなっています。

「電話番号がないと仕事にもつけない、アパートも借りられない」

そんな状況では、自立も出来ない…

そんな、状況を解決するため、厚生労働省や自治体・支援団体がスマホ貸与などを支援を始めております。

厚生労働省はスマホの貸し出しを行う事業者をリスト化し、全国の「社会福祉協議会」や「ハローワーク」を通じて生活困窮者に情報提供しています。

現在は、まだ数事業者のみですが、今後、掲載数を増やしていくとの事です。

ぜひ、ご活用ください。

生活困窮者向けデジタル支援の一例(2022年1月情報)
つくろい東京ファンド(中野区) 「発信は数件のみ」という特殊アプリのスマホを無料貸し出し
リスタート(豊島区) 月4,980円、電話かけ放題などの条件でスマホ貸し出し
イオンリテール(千葉市) 他社携帯で利用料を滞納し、利用停止になった場合でも、条件次第で契約可能
世田谷区社会福祉協議会 リスタートと契約し、月4,980円、電話かけ放題などの条件でスマホ貸し出し
東京都 生活保護受給世帯を対象に、プリペイド携帯の費用を2万円まで負担
自立生活サポートセンター・もやい(新宿区) 土曜日の食品配布時に無料Wi-Fiや充電器を提供