警視庁によると、「新型コロナウイルス対策で助成金が出ている」などと不振な電話が都内で発生していると発表し、新型ウイルスへの不安につけ込む新手の詐欺として警戒しています。
発表によると、3月7日、東京都豊島区の40代男性の自宅に労働局の職員を名乗る男から電話があり、「新型コロナウイルス対策で助成金が出ています。マスクも送付します」「手続きのために銀行口座の登録が必要だ」などと言って近くのATMに行くように求めたとの事です。
男性は、銀行担当者と名乗る人物の電話で指示を受けながら、ATMで操作をしていましたが、途中で分からなくなり、近くにいた警察官に話し掛けたことから詐欺だと分かったということです。
都内でコロナウイルスに関する不審な電話が確認されるのは初めてとの事で、警視庁は新手の詐欺とみて注意を呼び掛けております。