先日、放送された「水曜日のダウンタウン」で「本物のハチ公を見たことがある人、まだギリこの世にいる説」でも紹介された渋谷の「忠犬ハチ」
その「忠犬ハチ公」の命日が3月8日ですが、追悼の念を込めて秋田犬群像維持会が月遅れの4月8日に記念日を制定しております。
東大農学部の上野英三郎博士に飼われていた秋田犬のハチは、毎朝上野博士を見送り、時に駅まで送り迎えすることもあったそうです。
ある日、上野博士が出先にて急逝してしまうも、ハチは毎日渋谷駅前で上野博士の帰りを待ち続けました。
そんな主人を慕うハチの一途な姿は多くの人々に感銘を与え、「忠犬」と呼ばれるようになりました。
例年4月8日には、東京・渋谷のハチ公像前や秋田県大館市などで慰霊祭が執り行われております。
しかし、「水曜日のダウンタウン」では、実は「駅の近くに焼き鳥屋があり、毎日そこに行けば、そこで焼き鳥を食べている人から焼き鳥を貰っており、電車が終われば、店も閉まったので帰っていた」という話しもあり、「ご主人を迎えに行っていたのか!?…焼き鳥が目的だったのか!?」と面白い展開となっておりました。
とはいえ、おとなしく、一度も吠えることが無かったと愛されていたのは事実の様です。
そんな忠犬ハチ公の碑が都立青山霊園の北東のエリア、通路に沿った桜並木のそばに建てられています。
そこは、ハチ公のお墓ではなく、飼い主であった上野英三郎氏のお墓で、ハチ公が渋谷駅で何年も帰りを待ったという飼い主その人のお墓です。
その上野氏のお墓の敷地の中に、ハチ公を祀る石祠が建てられています。
この時期にぜひ、お参りに行ってみてはいかがでしょうか?
霊園の桜も非常に綺麗です。