交通事故にあったとき、請求出来る賠償金はいくらか!?
皆様が非常に気になる所かと思います。
保険会社から提示された賠償金・慰謝料は、基本的に「本来受け取れる金額よりも低い」場合がほとんどです。
保険会社も営利企業ですから、賠償金・慰謝料をなるべく支払いたくないのが本音です。
過去の事例では、事故で後遺症が残った被害者に対して、保険会社から提示された賠償金は「270万円」!!!!
合意に至らず、裁判になった結果、医師の診断結果などから、最終的に約1,000万円が支払われたケースもあります。
このようなケースも、裁判をした結果であり、被害者が保険会社との交渉等を通じて適切な賠償を受けることは容易ではありません。
保険会社に、怒り狂って賠償金・慰謝料を上げろと騒いでも意味がありません。
場合によっては、脅迫など別の話しに発展する可能性があります。
だからこそ、冷静な判断が必要となります。
ご存知ですか!?「青本・赤本」
多くの保険会社は、入通院を何か月したらいくら慰謝料をいくら支払うなどといった形式的な内部基準を有しており,その基準に従い形式的に慰謝料を支払う傾向にあります。
そのマニュアルと言えるのが「青本・赤本」と言われている書籍です。
青本は、公益財団法人日弁連交通事故相談センターの本部が作成している書籍で、正式には「交通事故損害額算定基準?実務運用と解説?」という書籍です。
保険会社、この「青本」を基に支払金額を提示しているようです。
そして、赤本と言われているは、正式名所は「民事交通事故訴訟・損害賠償額算定基準」で、東京地裁の交通部が年に一回、裁判所の傾向をまとめ、出版している書籍です。
交通事故における損害項目別に、弁護士基準での金額や相場が書かれており、東京地裁はもちろん、全国の裁判所で行われた判決の基準で、保険実務の上ではとても大切な書籍です。
「赤」や「青」と区別されていますが、これは単純に、本そのものの色の違いを指しており、赤本の表紙が赤い色をしているのに対して、青本は表紙が青くなっているため、「青い本」と呼ばれております。
ご存知ですか!?弁護士が制作【交通事故お役立ち手帳」
弁護士が制作【交通事故お役立ち手帳」公式HP
「青本・赤本」があっても、法的知識に乏しい一般の方が目にしても、内容を理解できるかどうかは難しいところです。
そんな、素人では判断できない事故賠償金を自動で計算してくれるサイトがございます。
それが、弁護士が制作【交通事故お役立ち手帳」です。
サイトを制作したのは、大分県弁護士会の深田茂人弁護士です。
サイトでは、事故の状況・けがの程度・入金期間・年収などを質問に答える形で入力すれば、過去の裁判例を基にした賠償金の目安が自動的に算出されます。
さらに、無料相談が受けられる全国の弁護士事務所も紹介してくれます。
このサイトを通じて、正しい知識を学んで、ぜひ、ご活用ください。
弁護士さんに無料相談することもお忘れなく…間違っても、怒り狂って賠償金・慰謝料を上げろと騒いでも意味がありませんのでご注意ください。