理化学研究所や愛知県がんセンターなどのチームによると、特定の遺伝子に異変がある人がピロリ菌に感染すると、胃がんリスクが22倍に高まると発表
また、ピロリ菌を除菌する事で、変異があっても発症を予防出来る可能性が高いとの事でした。
以前から、ピロリ菌感染による胃がんリスクについては知られておりましたが、今回の発表は、22倍という高い倍率でした。
研究内容は、国内の胃がん患者約1万2,000人と、がんでない約4万4,000人の血液などから抽出したDNAを解析して比較し、その結果、9種類の遺伝子の異変が胃がんリスクを高める事が判明したしたとの事です。
主な研究チーム
- 理化学研究所
- 愛知県がんセンター
- 岡山大学 東京大学
- 微生物化学研究所
- 国立がん研究センター
- 佐々木研究所附属杏雲堂病院
ピロリ菌の検査は、多くのクリニック・病院で行っております。
ぜひ、胃がん予防の観点から、ピロリ菌の検査・除菌をしてみてはいかがでしょうか?
詳しくは、理化学研究所公式HPをご覧下さい。
遺伝要因がピロリ菌感染の胃がんリスクを高めることを解明-ピロリ菌除菌によりその高まったリスクを低減できる可能性-
https://www.riken.jp/press/2023/20230330_1/index.html