昨今、特殊詐欺など様々な犯罪が横行しております。

インターネット通販でも悪質なサイトが増加し、なりすましECサイトなどの商品の販売を装って客から代金をだまし取る詐欺が起きております。

警察も一斉摘発に乗り出しているが、減る気配がありません。

そんな、悪質なインターネット販売サイトに関する情報を消費者から受け付ける窓口が21日、一般社団法人「セーファーインターネット協会」のサイト内に悪質ECサイトの通報窓口「悪質ECサイトホットライン」を開設されました。

寄せられた情報は、警察やセキュリティー企業などでつくる、一般社団法人「サイバー犯罪対策センター(JC3)」に提供され、被害を防ぐための注意喚起や悪質な手口の解明などに活用されるとのことです。

なりすましECサイトなどの悪質ECサイトを利用すると、代金を騙し取られたり、個人情報やクレジットカード情報等を盗み取られたりするといった被害が発生します。

しかし、悪質ECサイトの被害防止対策は、なりすまされたEC事業者などの消費者向けの注意喚起が中心で、悪質ECサイトそのものへの対抗策は限定されていました。

この現状を受け一般社団法人「セーファーインターネット協会」が、悪質ECサイト通報窓口「悪質ECサイトホットライン」を開設する事になったとの事です。

一般社団法人「セーファーインターネット協会」は、2014年に設立した「なりすましECサイト対策協議会」の活動を通じ、なりすましECサイトの被害実態の調査や対応マニュアルの提供など、EC事業者向けの支援に取り組んでおり、

一般社団法人「サイバー犯罪対策センター(JC3)」は、2016年よりeコマース分野における不正対策として、詐欺やフィッシング等を行う悪質なECサイトによる被害を軽減するために、手口の解析や被害削減のための情報共有などに取り組まれています。

ぜひ、ご活用下さい。

受付方法は【悪質ECサイトホットライン 通報フォーム】から行ってください。

①悪質だと疑われるサイトのアドレスを消費者が書き込む

②そのサイトを知った経緯や、悪質だと判断した経緯や、悪質だと判断した理由などを選択方法で入力

③寄せられた情報は、警察やセキュリティー企業などでつくる、一般社団法人「サイバー犯罪対策センター(JC3)」に提供

④被害を防ぐための注意喚起や悪質な手口の解明などに活用される。