子供の性被害…警察庁の発表によると、今年1月~6月に摘発された児童ポルノ事件では、被害者の22%が小学生との事です。

表面化していないケースの方が多いはずです。

子供の性被害は、被害者本人だけでは解決できないのが現状です。

周囲の大人が気に掛ける事…相談する窓口が重要になっております。

性被害等から子供を守るために、日頃から家庭内でコミュニケーションをとり、性被害の危険性を教えること、子供の異変や SOS にいち早く気が付くことが大切です。異変を感じたら、保護者の方もご相談ください。

児童買春、児童ポルノの製造等、児童に性的な被害を与える犯罪行為や、児童の性に着目した形態の営業に関連して行われる違法行為等をいい、「児童の性的搾取」とも呼ばれています。

《スマートフォンに関する注意点》

  • フィルタリングを設定し、家庭のルールを作っているか。
  • 接続するサイトやダウンロードするアプリは保護者で確認しているか。
  • 個人を特定される情報を書きこんでいないか。
  • 知らない人と SNS やメールのやり取りをしていないか。
  • どんな理由でも裸や下着姿の写真は撮らない、撮らせないよう指導しているか。

《生活一般に関する注意点》

  • 持っているはずのない大金や高価な物を持っていないか。
  • アルバイト先、アルバイト内容を実際に確認しているか。
  • 契約書へサインを求められても、保護者に相談するまではサインしないように伝えているか。
  • 理由は不明で、生活のリズムが急に不規則になっていないか。
  • 家出や夜間外出の兆候はないか。
  • 子供にとって家庭が安心して生活できる居場所になっているか。
  • 困ったことがあれば、必ず保護者に相談するようにしているか。

こんな性被害に悩んでいませんか?

一度流出した画像の削除はとても難しいです。
女子中学生は、SNS で知り合って仲良くなった人から顔写真を送るように頼まれ、自分で撮って送った。
その後、要求はエスカレートし、裸の写真まで送らされてしまった。その写真がネット上で拡散されている。

男子も被害に!

性被害にあっているのは女子だけではありません。
男子中学生は、共通の趣味の大人と会い、趣味に関するレアなアイテムをくれると約束してくれたので、相手が望むままに男性器を触られたり性的な行為をされた。

本当にモデル?

女子高校生は、モデルとしてスカウトされ、指定された日に撮影現場に行くと裸同然の写真を撮られた。
こんなはずではなかったが、契約違反になると言われて断れなかった。
親の同意がない未成年者の契約は無効です。
その場合、破棄できる可能性があります。

JKビジネス

家族からの性的被害…家族からの性的被害は相談しづらいかもしれません。でも、あなたは悪くありません。匿名で相談できる窓口もあります。
女子中学生は、小学生のころから父親に性的な行為を要求されていた。父親に逆らうと生活できなくなると思って誰にも相談できずにいた。

今の状態から抜け出すために、ぜひ相談を!…NPO法人や民間団体の相談窓口もあります。

安心して相談できる窓口があります。まずは相談を。

各相談窓口では、それぞれの専門家があなたの話を聞いてくれて、適切なアドバイスをしてくれたり、対処方法を一緒に考
えてくれたりします。あなたの未来を守るためにも、一人で悩まず相談してください(匿名での相談が可能な窓口もあります)

警察

  • 警察相談専用電話 #9110
    (最寄りの警察本部の相談窓口につながります)
    ※受付時間は各都道府県警察により異なります。執務時間以外の
    場合は当直または音声案内で対応する場合があります。
  • 少年相談窓口
    http://www.npa.go.jp/higaisya/shien/torikumi/madoguchi.htm
    ※受付時間は各都道府県警察により異なります。
  • 性犯罪被害相談電話 #8103(ハートさん)
    (最寄りの警察本部の相談窓口につながります)
    ※受付時間は各都道府県警察により異なります。執務時間以外の
    場合は、当直または音声案内で対応する場合があります。
  • 匿名通報ダイヤル 0120-924-839
    (受託業者が被害内容を聞いて、警察に伝えてくれます)
    ※受付時間…平日 9:30 ~ 18:15
    モバイルサイト http://www.tokumei24.jp/
    ※24 時間オンライン受付

婦人相談所

http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/soudankikan/02.html

児童相談所

児童相談所全国共通ダイヤル「189」
(最寄りの児童相談所につながります)※受付時間…24 時間

日本司法支援センター(法テラス)

0570-079714(なくことないよ)
IP 電話からは 03-6745-5601
※受付時間…平日 9:00 ~ 21:00
土曜日 9:00 ~ 17:00

違法・有害情報相談センター(総務省支援事業)

http://www.ihaho.jp
ホームページ上で利用登録を行い、その後に相談フォームから相談ができます。
※24 時間オンライン受付

チャイルドライン

18 歳以下の青少年対象の相談窓口
0120-99-7777
受付時間… 月曜日~土曜日 16:00 ~ 21:00

ライトハウス

0120-879-871
通話代無料 / 匿名可
LINE による相談 LINE の ID:LH214
メールによる相談 メールアドレス :soudan@lhj.jp
受付時間… 平日 10:00 ~ 19:00

法務局(ほうむきょく)

0120-007-110
子どもの人権 110 番(最寄りの法務局・地方法務局につながります)
受付時間…平日午前 8 時 30 分~午後 5 時15 分(通話代無料)

児童相談所(じどうそうだんじょ)

児童相談所全国共通ダイヤル
「189」(最寄りの児童相談所につながります)
受付時間…24 時間

文部科学省

いじめ問題などの相談窓口「24 時間子供 SOS ダイヤル」
0120-0-78310
受付時間…24 時間(通話代無料)