角川映画『復活の日』とは、
1980年6月に東宝系で公開された小松左京の同名小説を深作欣二監督が映画化したSFスペクタクルです。

総製作費は25億円とも32億円とも言われております。

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出演者

  • 草刈正雄…草刈正雄がイケメンすぎ
  • 渡瀬恒彦
  • 夏八木勲
  • 千葉真一
  • 森田健作…現千葉県知事、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け何を思う…
  • 永島敏行
  • ジョージ・ケネディ
  • ステファニー・フォークナー
  • オリヴィア・ハッセー
  • グレン・フォード

映画のあらすじ

198×年冬、東ドイツの陸軍細菌研究所で試験中だった新型ウイルス「MM-88」がスパイによってが盗まれる。
この新型ウイルス「MM-88」は摂氏-10度で自己増殖をはじめ、0度を越えると猛烈な毒性を発揮するウイルスであった。
スパイの乗った小型飛行機でアルプスを越えようとするが、吹雪に遭ってアルプス山中に墜落、その際にウイルス保管容器が砕け散る。
春が訪れて気温が上昇すると新型ウイルス「MM-88」は大気中で増殖を始め、全世界に広まった。
ソ連では羊が集団死、中国ではアヒルの死体が川を漂った。
当初は家畜の疫病や新型インフルエンザと思われていたが、心臓発作による謎の突然死が相次ぎおびただしい犠牲者を出してなお病原体や対抗策は見つからず、社会は壊滅状態に陥る。
初夏になると南極昭和基地にも全世界に猛威をふるうイタリア風邪のニュースが伝わってきた。
半年後、夏の終わりには50億人の人類を含む地球上のほとんどの生命が絶滅してまう。
低温下で増殖が止まる細菌だったため、各国の南極基地隊員863人は生き延びた。
1年後、南極政府を設立した矢先、地震研究を続けていた吉住は、アメリカ東部地震を予測する……。
地震学者の吉住は、人類滅亡の第二の危機が迫っていることを悟る。
地穀変動調査でアメリカを垂直型地震が襲うことを探知、その衝撃波は、ホワイトハウス地下にある対ソ連ミサイル攻撃の自動報復システムに作動すると言う。
ミサイルが発射されれば、ソ連の報復システムも作動し、そのうちの一つが南極の米軍基地に降ることになる。
地震が起きる前に誰かが行かなければ。
ホワイトハウスに詳しいカーター少佐は自分がいかねばならないことを知っていた。
そして、吉住もカーター少佐の助手として志願する。
ノルウエーの女性隊員マリトは密かに吉住を慕っていたが、人類の種を絶やさないために、多くの男性との性交渉を義務づけられていた彼女に、吉住を独占する権利はなかった。
吉住が死の旅へ出発する前夜マリトの愛は燃え上がった。「君が生き続けるために役立てるなら……」力をこめて抱き合う二人を染めて、南極の夜が明けようとしていた。