マイクロビーズクッション！！！捨ている際にご注意を飛散し回収困難に…廃棄ルールなしで新たなマイクロプラスチックの問題⁉

マイクロビーズとは、特殊製法で作られた直径が直径１～３ミリ程度の非常に粒子の細かい作られたビーズ状の発泡スチロールです。

そのマイクロビーズが入ったマイクロビーズクッションは「人をダメにするクッション」として、ソファーや座布団、抱き枕などで人気となっておりますが、快適さの一方で、廃棄の際の惨事が問題となっております。

問題とは、クッションが破れ、その中身のマイクロビーズが飛散した際に、回収が困難になり、自治体のゴミ収集に支障をきたしているというモノです。

「マイクロビーズクッションは気安く捨てるんじゃないよ！　布や紙類と混合で分からずに積んでしまい、破裂して全身真っ白。車内を汚せないから作業着の上着は破棄。事務所に報告、臨時車手配、そして掃除。破裂されると誰も幸せにならない。」というツイートが拡散しました。

ごみ収集作業員の方が投稿された際の写真で、SNSで話題となりました。

マイクロビーズは一度飛散すると…問題点・注意点

ビーズが絨毯やラグに絡む、畳の隙間に入りこみとれなくなる
強い静電気が発生するのでビーズが張り付き、掃除機でもなかなか吸えず、後片付けがとにかく悲惨
子供やペットがいる場合、口に入れてしまう。
マイクロプラスチックとなり、あらたな環境問題を引き起こす。

マイクロビーズクッションは可燃ごみ！？

マイクロビーズクッションは自治体により廃棄ルールが違います。
材質がプラスチックなので可燃ごみに分類される事がほとんどですが、クッションの扱いであれば30センチ以上は粗大ごみ、それ以下は可燃ごみとなる事があります。
※小さいクッションは一般ゴミとして廃棄出来る事がほとんどで、大きさにより粗大ゴミとして有料となっております。

上記のごみ収集作業員のケースでは、小さいタイプのマイクロビーズクッションが、他のゴミと一緒にゴミ袋に入れられた状態で、ごみ収集車に気づかず入れた際に、ゴミ収集車の圧縮板によりクッションが破れ、中のマイクロビーズが飛散したものです。

マイクロビーズクッションも、破れずに回収出来れば、上記のような飛散問題は起きずに回収出来るようです。

廃棄の際には、個別に袋詰めし、マイクロビーズクッションであると表記してみて下さい。

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