SNSでも被害報告続出!!!
「やけど虫」にご注意ください。
ご存知ですか!?「やけど虫」
SNSでこんな投稿が話題となりました。
女性が子ども4人と一緒に庭で花火をした翌日、右太ももに10センチほど線を引いたように発疹や水ぶくれのような跡が現れた。
花火によるやけどや、虫に刺されたような記憶はなく、やけどのような激しい痛みが数日続き、動くのも辛くなり、皮膚科を受診すると、線状皮膚炎と診断された。
炎症を引き起こした「犯人」は「やけど虫」という「アオバアリガタハネカクシ」という虫だった。
「やけど虫」とは「アオバアリガタハネカクシ」と言う体長6~7mmで頭部は黒く、体はオレンジ色と黒の縞々としたアリのような形をしている虫です。
正式名称は、コウチュウ目ハネカクシ科アオバアリガタハネカクシ。
特に、池、沼、川岸、畑、に多く生息しており、この虫は、「ペデリン」という有害物質を体内に持っており、手で払う際にうっかり潰してしまうなどし、その体液が肌につくとやけどのような症状を引き起こす為、「やけど虫(アオバアリガタハネカクシ)」と言われております。
夜は光に集まる習性があり、小さな体で隙間から家屋に入り込むことも…
液が付着した手で目をかいて失明した人もいる為、特に小さいお子さんは注意が必要です。
その為、体に着いた場合には、息で吹き飛ばす、葉っぱや枝木で払う必要があります。
市販の害虫用エアゾールで直接噴霧して駆除するのも有効です。
夏休みに入り、子どもたちが昆虫採集をする機会も増え、また、猛暑となり軽装でレジャーを楽しむ方もいらっしゃると思います。
せっかくの夏休みを楽しむために、ご注意ください。
体液が付いたらすぐ水で洗い流して、医療機関を受診してください。