貧困などで子育てが難しい妊婦や医療的ケア児の支援に取り組む医師が、新生児集中治療室(NICU)を題材にしたゲームを無料で公開しております。

新生児集中治療室(NICU)とは
新生児集中治療室(NICU)は、「Neonatal Intensive Care Unit」の略で、早く生まれた赤ちゃん、小さく生まれた赤ちゃん、呼吸の助けが必要な赤ちゃん、心臓などに病気がある赤ちゃんたちが治療を受けたり、元気に大きく育つための治療室です。
ここでは、新生児を専門に治療する先生や看護師たちが、24時間体制で治療や看護を行い、NICUには常に赤ちゃんの呼吸や心拍、体温を管理するための特別な機械や設備が整っていて、普通の新生児室とは別の施設になっています。
早産児は生まれたときにからだの機能が未発達で、からだにトラブルや病気(「早産児に起こりやすい病気・トラブル」)がでてしまう可能性があります。そのため、担当の先生以外にも小児外科、眼科、脳神経外科、耳鼻科、心臓外科など、いろいろな専門の先生が赤ちゃんを診ております。

ゲームを作成したのは、信州大学付属病院の三代沢幸秀医師で、経済的要因や家庭環境の影響でサポートが欠かせない妊婦や、NICUを退院した乳児のケアに課題を感じてきたとの事で、行政や福祉、保育などの専門家が垣根を超える「多職種連携」が不可欠な現場を、ゲームを通じ「困っている人に隙間なく支援を届ける態勢を作りたい」「未来の医療を担う人を育てたい」との思いから作成したとの事です。

普段知ることがない、出来ない現場を知ることは教育としても非常に良いものだいと感じました。

ぜひ、お子様の教育などに利用してみたはいかがでしょうか?

 

 

ゲームはこちらから(ダウンロード、プレイ完全無料)

https://msserious.com/games