冬場など寒くなると、狭くて安全で、かつ暖かい場所を好む習性をもつ猫がエンジンルームやタイヤハウスの間に入ってしまうことがあり、ドライバーが猫に気づかずにエンジンを始動したりクルマを動かしてしまう事故が多発する時期です。

【猫がエンジンルームを好む理由】

  • エンジンが暖かい
  • 狭くて暗い場所
  • 人目につかない場所
  • 眠れるスペースがある

車両フレーム・エンジンルーム内に入り込んだ猫(ネコ)の死骸回収

猫の事故防止対策、車に乗る前の「#猫バンバン」

「#猫バンバン」とは

自動車のボンネットを叩いて、エンジンルーム内に猫がいないかを確認するアクションの事で、日産自動車により提唱された活動です。

冬場など寒くなると、狭く安全で、かつ暖かい場所を好む習性をもつ猫がエンジンルームやタイヤハウスの間に入ってしまうことがあり、ドライバーが猫に気づかずにエンジンを始動したりクルマを動かしてしまう事故を防ごうという活動なんです。

また、夏場であっても自動車の下は日陰になり涼しく快適なため、やはり猫が入り込むことがあります。…夏場は、日差しの差し込まない車の下で、寝ている事があります。

この活動は、2014年の冬に日産自動車が「猫などの動物が入り込んでいる場合があるので、フードなどを叩いてみましょう」という旨の内容をSNSに投稿したころ大きな反響があり、2015年11月19日に「#猫バンバン」というハッシュタグを用いて投稿され、さらに、2016年1月より正式にプロジェクトとして展開されているおります。

日産自動車HP「#猫バンバン プロジェクト

http://www2.nissan.co.jp/SOCIAL/CAMP/NEKOBANBAN/

お車に乗る前にぜひ、ボンネットを「バンバン」叩いて猫を逃がしてあげて下さい。

ご注意:強く叩くと臆病な猫はエンジンルームのもっと奥へと入り込み篭城を決め込むのでご注意下さい。

あくまでも、猫を逃がすための行動ですので、やさしい心でお願いいたします。

車の下の目視点検もお忘れなく…

周囲に人がいて「#猫バンバン」が恥ずかしい場合や急いでいる場合は、代替として自動車のドアをちょっと強く閉め直すのも効果的です。

ご注意:「#猫バンバン」の代わりに「クラクションを鳴らす」は、近所迷惑になり、通行人がいた場合にはトラブルになる事も考えられますので、止められた方がよろしいかと…

ちなみに、私の父は40年以上、仕事・プライベートで車を運転しておりますが、一度もこのような(#猫バンバン)を行ったことがなく、猫を巻き込んだこともないとの事のです。

めったに遭遇することはないのでしょうが…バンバンしなくても人の気配を感じて出て行く場合も多いかもしれません。

生活で遭遇する割合はかなり低いと思いますが、車を動かす前のちょっとした“気遣い”で猫の命を救う事が出来るなら、やって損はないと思います。

日頃、お車の近くを猫が縄張りにしていてお困りの際には、猫除けグッズを使用されてみては如何でしょうか。

猫除けグッズのご紹介

「#猫バンバン ホログラムステッカー」

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