東京都世田谷区が空き家最多に…2018年住宅・土地統計調査

投稿日 : 2020年1月12日最終更新日時 : 2020年1月28日投稿者 : setagaya_benri カテゴリー : ブログ, 地域情報

総務省の2018年住宅・土地統計調査をもとに全国の空き家を市区町村別にみると、東京都世田谷区が約49000戸と最も最多となりました。

空き家数ランキング
1	東京都世田谷区	49070戸
2	東京都大田区	48080
3	鹿児島市	47100
4	大阪府東大阪市	44180
5	宇都宮市	44050
6	東京都足立区	39530
7	大阪府吹田市	38540
8	松山市	38360
9	岐阜市	38320
10	兵庫県尼崎市	37130

世田谷区内では、東急世田谷線や祖師谷区など、戸建てや比較的小さい集合住宅が集まる地域で65歳以上の人口の割合が高くなっており、世田谷区によると、空き家はこうした地域で目立つとのこと。

空き家問題を解消するために、各自治体では空き家を取引仲介するサービス「空き家バンク」などを導入するなど、対策を講じております。

しかし、住宅業界では新築志向が根強く、利用は乏しいのが実際のようです。

東京都住宅政策本部 – 東京都空き家情報サイト

東京都の各市町村の、空き家相談窓口などのリンク集があります。

【空き家ワンストップ相談窓口】のご案内

ご存知ですか？
平成28年12月1日より相談者募集“無料”
東京都都市整備局が、相続等で発生した“空き家”の売却・賃貸・適正管理等の利活用を図るため、“空き家”のワンストップ相談窓口を設置しました。
詳しくは、東京都都市整備局HPをご覧ください。

東京都都市整備局HP
【空き家のワンストップ相談窓口-平成28年度東京都相続空家等の利活用円滑化モデル事業】

適正な維持管理が必要です。

近年、放置された空家や老朽化した建物が全国的に増加しています。

老朽建物を放置しておくと、建築材の飛散による事故や、空家の場合、不審者の侵入による犯罪や不審火を招く原因となるだけでなく、不法投棄や害虫の発生・動物の糞尿による悪臭の発生させ、近隣住民に大きな不安、迷惑をかけることになります。

だからこそ、建物を所有または管理されている方は、日頃から建物の点検・維持管理を行なう必要があります。

放置していると後々、高くつく事は言うまでもありません。

空き家の“デメリット”

防犯・防災上の問題点

ゴミや枯れ木・枯れ草が発火の原因

不審者の侵入・放火の恐れ・犯罪を招く恐れ

倒壊・落下物による危険

老朽による外壁や屋根、特に瓦の落下の危険性

自然災害による建物自体の倒壊の恐れ

建築材の飛散による事故発生時の訴訟問題

害虫等による環境悪化

害虫（ハエ・蚊・ゴキブリ・蜂など）や動物（野良犬・野良猫・ネズミなど）による衛生環境の悪化、悪臭の発生

ゴミの不法投棄や雑草などによる環境悪化

空家対策特別措置法

固定資産税軽減措置の対象外

行政の措置に従わない場合、過料が課せられる事がある

強制執行で解体・撤去等の場合、費用は所有者に請求される

資産価値の低下

転売時の不動産価値の低下

賃貸を検討される場合、修繕費用が高くつく

近隣住民とのトラブル

近隣住民に大きな不安、迷惑をかけることになります。

建築材の飛散による事故発生時と同様に訴訟問題になりかねません。

便利屋本舗世田谷店では、空き家の管理・手入れをお請けしております。
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