簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話にご注意ください。

インターネット等で取引される情報商材のトラブルが急増しております。

簡単にもうかると称する高額なマニュアル類「情報商材」を、インターネット経由で売りつける被害が急増しております。

情報商材とは、

インターネットの通信販売等で、副業、投資やギャンブル等で高額収入を得るためのノウハウ等と称して販売されている情報のことです。
情報商材は PDF 形式などの電子媒体で取引されることが多く、パソコンやスマートフォン等を使ってダウンロードや閲覧をすることができます。事業者によっては、動画やメールマガジン、アプリケーション(以下、アプリ)で配信したり、冊子や DVD 等に加工して契約者に送付する場合もあります。
情報商材そのものだけでなく、情報商材をきっかけに高額なコンサルティングやビジネスセミナー、ソフトウエア等を契約させられるケースもあり、契約書にもアフィリエイト、ビジネスサポート、コンサルティング、業務委託等の名称が用いられていることがあります。

消費生活センターによると「1日数分の作業で月に数百万円を稼ぐ」「○万円が○億円になる投資法」といった儲けのノウハウと称して、インターネット等で取引される情報である情報商材に関連する相談が増加しており、2017年度の相談件数は6,593件と2013年度に比べ7倍超となり、2018年度も増加ペースが続いているとの事です。

消費生活センター相談事例をみると、「高額収入を得る方法を教えると強調された広告等を見て連絡をしたところ、高額な契約をすれば副業や投資等で儲けることができるノウハウを教えると勧誘されたが、実際は説明と異なり儲からない」と言うものです。

消費生活センター相談事例

  • 安価な情報商材を購入し、さらに高額な契約を勧められたが、約束のサポートが無い
  • SNS をきっかけに情報商材を購入したが、内容が説明と異なるうえに儲からない
  • 求人サイトで「在宅で稼げる。返金保証」とあり契約したが稼げず返金も拒否された
  • SNS で FX の情報商材を知り、セミナーに出かけ契約したが、無価値な内容だった
  • 仮想通貨の儲け話に興味を持ち高額な契約をしたが、サービスの提供が無い

当方もネット検索してみたところ、以下のように広告(PR)がされており、誇大広告だと思わざるおえないものでした。

  • 「ついに明かされた!1日15分の作業で、月に150万円稼いだ方法とは」
  • 「FX常勝バイブル!100%の勝率で、月間利益25%以上を稼ぐ究極のFXノウハウ」
  • 「口外厳禁!初心者でもノーリスクで月収100万円を稼ぐ方法とは」
  • 「1日30分の作業をするだけで、月収30万を稼ぎだした方法とは・・・」
  • 「~すれば、必ず儲かる」
  • 「誰でも、勝率100パーセント」

 

相談事例からみる問題点

  • 簡単に高額収入を得られることを強調する広告・宣伝
  • 次々に契約を迫る等の強引な勧誘
  • クレジット契約や借金をさせてまで高額な契約を結ばせる
  • 広告・説明と異なり儲からない、サポートや返金保証が無い

広告(PR)を見ると、簡単な作業で大金を手に入れられることを強調したり、ビジネスで成功したと自称する“カリスマ”が広告塔として登場されていたり、料金について明確に記載していない広告がみられます。

どう見ても怪しい儲け話し、もしそんな儲けれるなら、そんな情報を有料にせよ公開する事はしませんよね!!
独占して、個人で、組織で、仲間内で儲けるのが当たり前ですよね!!

無差別に送られるスパムメール

もしも、怪しいサイトに興味をもってメールアドレスを入力してしまうと…アドレスが、リスト化されます。

そして、驚くことに、この「リスト自体」も販売されていたりするんですね。
「5万件のリストが、●●●万円」で…なんて、あらたな情報商材の商品名に…「個人情報保護法」なんて関係ないといった感じです。
なぜこのような「リスト」が販売対象となるのか・・・
それは、「過去に情報商材を買った奴は、きっとまた買うだろう」といった予測のもとに、欲しがる人がいっぱい居るからですね。
このような事もあり、無差別に送られるスパムメール(見に覚えのないメール)が送られてくるのです。
「自分のメールアドレスが、自分の知らないところで売買されている」!!

情報商材被害でお困りの方へ

インターネット上には、情報商材に関する様々な情報が、ブログや SNS への投稿、写真や動画の共有サイト・アプリ等のあらゆる媒体で溢あふれていますが、情報の真偽や、レビューなのか広告なのかを見分けることが難しい場合があります。
一方で、行政機関の注意喚起など被害を未然に防ぐ為の有益な情報もあります。確認・検索してみて下さい。

まずは、消費生活センターへご相談してみて下さい。
全国の消費生活センターHP : http://www.kokusen.go.jp/map/

その他にも、クレジット・リース被害対策弁護団では、サクラサイト、占いサイトなどのサイト被害について常時、相談を受け付けています。連絡先は、弁護団HPにてご確認ください。弁護団HPからも相談申込みを受け付けています。
クレジット・リース被害対策弁護団HP : https://credit-lease.com/